ZIPAIRって実際どうなの?【成田‐バンクーバー便発券開始!】

カナダ生活

 

みなさんこんにちは、たんみか🌻です。

ZIPAIR の成田₋バンクーバー間の
運航分(3月13日便~)のチケット発券が開始されましたね!!
ここ数日のバンクーバー、カナダ在住の方にとって
ホットな話題かと思います。


そこで今回はZIPAIRについてまとめていきたいと思います!!

この記事は

🌻ZIPAIRって安全なの?
🌻ZIPAIRの運賃は本当に安いのかなー?
🌻なぜこんなにZIPAIRの運賃が安いの?



と疑問に思っている方に向けて記事を書いています。

それでは早速本編参りましょう!!!

 

 

ZIPAIRとは

ZIPAIRは2018年に設立された比較的新しい会社です。

調べるまで知らなかったのですが、
ZIPAIRはJAL(日本航空)の完全子会社なのですね!

JALの完全子会社と聞くと、
その他のLCCと比べて期待値がぐっと上がってしまいますよね、、😍

運行情報についてはZIPAIR公式ホームページより下記引用させて頂きます。

ZIPAIRは現在、東京-成田国際空港を拠点とし、ソウル-仁川国際空港、マニラ-ニノイ・アキノ国際空港、バンコク-スワンナプーム国際空港、シンガポール・チャンギ国際空港、ホノルル-ダニエル・K・イノウエ国際空港、バンクーバー国際空港、サンフランシスコ国際空港、サンノゼ国際空港、ロサンゼルス国際空港 線を運航しております。

 

成田⇔バンクーバー便ですが、
2024年3月は
ZG21 バンクーバー(10:30)‐成田(13:00)翌日
ZG22 成田(16:00)-バンクーバー(08:30)

と往路復路とも1日1便、月・水・土のみの運行の様ですね!!

3月以降の便は発着時間が多少前後しますが、
2024年10月分までの運行状況も変わらず
往路復路とも1日1便月・水・土のみの運行です。

 

シートクラスは
standard(スタンダード)クラスと
ZIP Flu-Flat(フルフラット)クラスの
2種類があります。

 

ZIPAIRはなぜ安いのか?

 

 

燃油サーチャージがかからない

 

これが1番大きい理由かと思います。

近年の原油高&需要高の影響で一向に下がらない航空券代金。

現在JALでカナダ⇔日本を往復すると
燃油サーチャージだけで8万円程かかっているのです。
(2024年2月以降発券分に関しては少々値下げとなる様ですが高い、、。泣)

LCCはこの燃油サーチャージを航空運賃に課していない事が多いので
コストを抑えることが出来るのです♬
ZIPAIRも燃油サーチャージがかからないのが大きな魅力の1つでしょう😊


 

レイアウトを変更して座席数を増やした

 

ZIPAIRの機材はボーイング787‐8型の1型のみで
運行されています。

こちらはJAL/ANAでも使用されている機材ですが、
JAL(国際線)での総座席数は186‐206席に比べ、
ZIPAIRは290席と約1.5倍の座席数になっています。

スタンダードクラスは配列が3・3・3 の9席へレイアウト変更、
(↑JALは8席)
ビジネスクラスにあったバーカウンターを撤去、
機内食を有料オプション制にすることにより
搭乗者全員の食事を用意する必要がない為、
保管する場所を削減するなどでスペースを確保していった様です。


座席数を増やして1人あたりのコストを下げたので
運賃も安く提供出来るというのも納得です。



機体重量を軽くした

 

実はZIPAIRは個別のスクリーンが全席ありません。
機内での映画鑑賞を楽しみにしていた方には
残念なお知らせですが大丈夫です!←
スクリーンはついていないですが、
お手持ちのiPadやiPhoneを置くスタンドが代わりについています。
かつ全席無料WIFIが利用出来るので
ご自身の電子機器で楽しむことが出来ます☺

そしてこの個別スクリーンを全席から撤去したことにより、
機体重量0.5トン減することに成功
燃費が良くなることにより運賃にも反映されている様です。

またスタンダードクラス(俗に言うエコノミークラス)に
人口皮革を使用することにより本革より4割軽減した様です。


サービスは全てオプション制


前項でも少し触れましたが、
本来JALやANAなどのFSC(フルサービスキャリア)を利用する際に
航空代金に全て含まれているサービスがオプション制の為
航空運賃(基本料金)が安く提供されています。

機内食、受託手荷物の預け入れ、座席で使用するブランケットや枕、
事前座席指定などなど
あらゆるサービスが全て有料となります。

少々面倒だなと思いますが、
必要なサービスだけ追加してコストを削減出来るのは良いですよね♬

 

LCCで1番私が気になる事【シートピッチ】

 

私がZIPAIRの存在を知って料金と同じくらい気になったのが、、
シートピッチ!!!

特に北米⇔日本などの長距離フライトに関しては
シートピッチはかなり重きを置きたいところです!!!


ZIPAIRスタンダードクラスのシートピッチは約79cm(約31inch)、
座席幅(肘掛け間)は約43cm(約17inch)。

コチラはJALの国内線普通席とほぼ同じシートピッチ&座席幅でした!!
(エアカナダのシートピッチも79cm、座席幅約44cm)
ちなみにJALの国際線エコノミー席はシートピッチが約84~86cm、
座席幅(肘掛け間)は約47~48cmなので
JALの国際線と比べてしまうと少々狭い印象になりますが、、。

個人スクリーンがついていない為、
シート下に機器を置く必要がなく足元がゆったりしている様なので
許容範囲かなと私たんみかは判断致しました!笑

ZIPAIRは本当に安いの、、?

では皆様お待ちかね、検証ターイム!!!!

片道2万8950円~と記事を見たので
最安値でチケット購入画面を進めていこうと思ったのですが、、
上記料金は見つけられませんでした、、。
(まぁ、広告とは大体そういうものですよね、、、。)

気を取り直して
画面内で1番安かった
往路:5月27日(39,386円)
復路:6月17日(37,185円)

合計76,571円から検証スタートです!
上記料金がオプションを全くつけない場合に支払う料金です。

続いてオプションの選択ページに移りました。
オプションはつけたいものを個別に買い足すか、
パッケージになっているものもありました。


もし、その他のフルサービスキャリア同等のサービス(受託手荷物預入、座席指定、機内食など)
を受けたい場合は、
上記のパッケージを予約する方が安くなりそうです。
しかし、7~14歳のお子様と搭乗される場合は、
大人の方の隣席を無料で事前座席指定が出来る様なのでその場合は個別でオプション選択の
方がお得になる様です!!!


アメニティ等は自分で持っていけると考え
”Value”のパッケージを往復とも選択してみました。

ここで合計が100,346円!

続いて
事前座席指定と機内食を選べる画面へ移っていきます。



↑コチラ日本発便で選べる機内食なのですが、
普通に美味しそうーーー!!!!😍
オプションをパッケージにして選択すると
選べない食事もありますが私は満足できそうです!!笑

ちなみにバンクーバー発の機内食は種類が別で料金も高かったです、、😒

機内食は提供タイミングも選択することが出来、
追加料金なしだと離陸後1~2時間で提供、
⁺250円を払うと到着およそ2時間前に提供してくれる様です。

 

受託手荷物は1人最大5個まで預け入れが可能ですが、
1つ追加ごとに追加料金が発生します。
パッケージにはスーツケース1個(重量30KGまで)の預け入れがついてくるので
通常の国際線の様に2つ預け入れしたい場合は
パッケージ料金に片道プラス7,000円となります。

私は一時帰国の場合はスーツケース2つ持ち帰りたい派←
なので7,000×2で14,000円を航空総代金に追加すると、、、


約114,346円!!!!

、、5,6年前位のチケット代金といったところでしょうか、、?笑
ただ私の様に郊外に住んでいる場合はここに
バンクーバーまでの交通費、
前泊する場合は宿泊費もかかるので、、。

他の航空会社と比べ凄く安いかとなると微妙なところですね、、。


 

ZIPAIRを予約する上で注意したいこと

 

 

天候や航空会社事由でフライトが遅延・欠航なった場合の補償がない


これはZIPAIRだけでなくLCCあるあるなのですが、
例え航空会社事由でフライトが遅延・欠航となった場合も補償がありません。

同社の後続便へ振替や
払い戻しという対応はしてもらえるかと思いますが、
他社便へ振替え、
遅延による交通費や宿泊費の補償はないと考えておきましょう!!!

現在成田₋バンクーバー便は週3日運行なので、
欠航となった場合は行程がかなり変わってしまいそうですね、、。

LCCは様々な面でコストを削減して安い料金を提供しているということは
覚えておいた方が良いですね!

または、
航空機遅延補償付きの保険加入もおすすめです!


 

マイルが貯まらない、、。

 

マイルが貯まらないのはマイラーの方にとっては辛いですよね、、。

しかし、ZIPAIRポイントは貯めることが出来ます。

このポイントを貯めるZIPAIR POINT CLUBは入会無料。
ZIPAIR POINT CLUB PLUSは年会費5,000円かかりますが、
受託手荷物を預ける際に割引が貰えるなどの特典が付いてくる様です!


JALマイルとZIPAIRポイントは相互交換が出来るので
溜まったポイントをJALマイルに加算することも出来ます😊

 

 

乗り継ぎが出来ない


私はバンクーバーと同じブリティッシュコロンビア州にある
ケロウナという街在住なので、
日本へ帰国する場合は
ケロウナ→バンクーバー→日本

と乗り継ぎが必要となります。
(バンクーバーまで車やバスを利用する方法もありますが、、。)

航空券をケロウナから日本まで通しで発券する場合は、
ケロウナ→バンクーバー間も国際線扱いとなり
受託手荷物もスーツケース2つ無料で預ける事が出来るのですが
(エアカナダは最近乗っていないので不明です)
乗り継ぎが出来ない場合はケロウナ→バンクーバー間の移動は国内線扱いとなり
スーツケースを預ける場合はお金がかかってしまうことになりそうです、、。

そしてZIPAIRのバンクーバー発便は朝10時半発なので
ケロウナ早朝発便に乗らないと間に合わさそうですね、、。
遅延したら終わりですけど🙄泣

バンクーバー以外の別都市から来られる場合は
前泊入りが安全かもしれません、、。
(となるとバンクーバー泊のホテル代も別途かかりますね、、。)

 

キャンセル、払い戻しが出来ない

自分都合のキャンセル・払い戻しは原則出来ないとのことです。
予約する際は120%その旅程で行けるのが確定してから予約を取りましょう!!

 

 

機内持ち込み荷物は規定重量内でまとめよう

機内持ち込み荷物は7kgまでであれば無料で持ち込むことが可能です。
それ以上~+8kg(合計15kgが上限)の場合は追加料金を払う必要があることから
荷物の重さも確認されるのではないかと思いました。

超過した荷物分に関しては出発の24時間前に支払いを完了している必要があり、
当日超過分があった場合は受託手荷物への預かりとなってしまう様なので注意しましょう!


 

 

まとめ


本日はホットな話題、
ZIPAIRについてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?


他の航空会社と同等のサービスをZIPAIRでも求めると
凄く安いわけではなさそう、、。

というのが私の感想です。

しかし、
利用者が必要なサービスをオプションで選択制にすることで
コスト削減を図り利用者が手軽に旅へ出られる様にしながらも
LCCだからという理由だけでサービスの質を落としたくないという意志も感じられ
今のこのご時世に難しいことにチャレンジされているなと思い、
ZIPAIRさんにはありがとうございますと感謝の言葉を伝えたくなりました!!

個人的には、
現在仕事の関係でいつ休みをとって日本へ行けるかというのが
確定が出来ないので、
変更・払い戻しが出来ないという点がどうしても引っかかってしまい
予約はしばらくできないかな
と思いますが、
いつか休みが確実にとれる様になった時は
スタンダードで節約して美味しいものを日本でたらふく食べるも良いなー
や、
Full-flatで優雅に日本へ帰りたいなという夢を抱き仕事を頑張りたいと思います。笑

はたまた一時帰国だとどうしても荷物が多くなりがちなので、
日本からハワイやアジアの国へ旅する時に利用すると
更にお得に乗れるのではないかとワクワクしてしまいました♬


搭乗された方は是非乗り心地や感想教えてくれたら嬉しいです♡

それでは今日はこのへんで~

たんみか🌻

 

 

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